勘ぐる。

この前、知り合いの女の子と『君の名は』についての話になった。

僕は公開してから1ヶ月後くらいに、世間の勢いに押されて見に行った。
この映画は最初から最後まで飽きる事なく見れて、面白かったは面白かったんだけど、個人的には秒速5センチメートルとか言の葉の庭のストーリーの方が好みだったし、今年公開された他のお気に入りの映画と比べるとなあっていう感想を持っていた。

だけど、その子に感想を聞かれた時、
「もしこの映画の事をとても気に入ってるのだとしたら、否定的なことを言うのはなんとなく野暮だしなあ」
「それに自分はいつも否定的な意見を出して人様に避けられる傾向にあるしなあ」
なんて浅はかな考えを膨らませ、
思ってもいない、とても肯定的な感想を述べた。

そしたら、意に反してその子は
「えー、私は微妙だったなあー」と返してきたのである。



オイオイ、そりゃあ、ないぜー!
こっちは彼処の映像が綺麗だったとか有る事無い事言って、
終いにはRADWIMPSまで褒めたというのにさ笑

あんま世の中考えすぎると良くない。
深読みせず(深読みというより浅はかな読みだけど)、ストレートに思ってる事を言った方がいい場合もあるらしい。

他にも、ちょっとした仕草とか表情から、自分の事多分嫌いなんだろうなって自己完結して
ちゃんと話したら面白そうなのにわざと避けたりすることなんて自分にとっては日常茶飯事だが、結構勿体無い事をしているのかもしれない。

今までの20年ぽっちの短い人生の中で、異性に思いを寄せられてたのに勝手に勘繰って潰してしまったなんて事が沢山あって、危うくモテモテの人生を取り逃がしているなんてこともあるやもしれぬ。

そして、20年後とか、すっかり腹も出て、若干頭も寂しくなった頃に、代官山あたりのオシャレなバーで(僕の中ではオシャレといえば代官山である。)
「実は当時ちょっと好きだったのよ」と言われたりするかもしれない。

それも悪くない!
くだらぬ妄想は夜まで続く。